許せないこと。でも、我慢。
今日、長女の行動について旦那と揉めました。
内容は、割愛しますが、1度叱られて「もうしない。」と約束したことを、またやってしまったようです。
子どもって、そうですよね。
目の前のことに夢中になってたり、感情的になってたら、他のことなんて忘れちゃう。
大人だって気持ちが高ぶっていたら、感情や行動のコントロールが難しくなるのに、脳が発達段階の幼い子どもなら、仕方のないことだと思います。何度も言って聞かせるしかないですよね。
私は、そう思っているのですが、
「他の2歳児はもっと聞き分けが良い。」
という旦那。
私「他の誰と比べて?」
旦那「分からん。」
私「分からんのにどうして他の2歳児はもっと聞き分けが良いと思うの?」
旦那「オレが2歳の時は、もっと聞き分けが良かった。母親がそう言ってたから。」
あぁ、お義母さん、確かそう言ってたね。
それ・・・、鵜呑みにしてたの!?
お義母さんの話、30年以上前のことですから。
30年以上前の、息子が2歳の時のことを、正確に記憶していることなんて、普通の人には無理でしょう。
よほど印象的なことであれば別ですが、普段のことなんて覚えていられないはずです。
小さい頃は、こんな子どもだったという記憶があったとしても、それは本当に2歳の時で間違いないですか?
じゃあ、0歳の時はどんな子でした?
1歳の時は?3歳の時は?4歳は?5歳は?
全部、正確に答えられる人なんているでしょうか?
そして何より、人は過ぎた日々は懐かしく、良く思えるものです。
自分の可愛い息子の記憶なら、なおさらです。
つまり、お義母さんの言う、「息子(旦那)が2歳の時はもっと聞き分けが良かった。」という話。
2歳→
実際は、3歳かもしれないし、4歳、5歳の記憶かもしれない、という極めて曖昧な記憶だということ。
(30年以上前の数年の記憶なんて、ごっちゃになりがちです。)
聞き分けが良かった→
可愛い息子の懐かしく良き思い出、が30年以上の時を経て、美化されている可能性が非常に高いということ。
(リアルタイムでも自分の子どもは可愛く、「うちの子が一番!」と良く見えるものなのに、過去の幼い可愛い盛りの頃の記憶なんて、ことさら良く思えるものです。)
ただ、お義母さんには全く悪気はありません。
自分の子どもが一番良く見えるのは、みんなそうです。
まあ、しいて言えば、何故、息子と孫を比べるのでしょうか?
孫同士を比べる、というのなら、まだ分からなくもないですが、
(私は比べたくないですけど。)
息子と孫を同じ土俵に上げて比べるのは少し不思議です。
私には、息子はいないので分からないですが、きっと最愛の恋人のような思い入れがあるんでしょうね。
お義母さんの話だけなら、可愛い息子の幼い頃が良く見えるのね。
きっと、イヤイヤ期だったり大変なことも沢山あったはずだけど、それは忘れてて良い記憶ばかりが思い出されて、そう思えるんだろうなー、って流せてたんですが。
それを鵜呑みにして、「オレが2歳の時はもっと聞き分けが良かった。」と言ってくる旦那にモヤモヤします。
都合の良いことは、「オレと一緒!」ってやたら連呼するのに、都合の悪いことは「(そういう悪いところ)テテにそっくりだ。」ですからね。
私の事を蔑むのは、勝手にしてくれって感じですが、娘のことを言われるのは我慢ならない。
同じことで何度も叱られて、犬以下だって言ったんですよ。
可愛い自分の子どもに、犬以下って言う旦那が信じられない。
文頭でも書きましたが、まだたった2歳。
会話は何とか普通にやりとりできるようになったからと言っても、まだまた語彙も少なく子どもです。
夢中になったり感情的になったりしたら、他のことに意識なんていきません。忘れちゃうんです。
そして、自分の気持ちをぶつけるために、叩くという行動に出てしまうこともある。
目の前のことに全力なんですから。
私はちゃんと長女を受け止めようと、改めて思いました。
そして、すごく嫌な気分で旦那につっかかりたいけど、喧嘩は娘に悪影響なので、ここで気持ちを吐き出して、我慢することにします。
そして、旦那には冷静に話すことにします。
ただ、犬以下って言ったことは謝って貰います。