回想キロク(母乳育児②)
どのようにして母乳育児ができるようになったのか。
それは、地域の母親教室で偶然隣の席だったお母さんに、通っている助産所を教えて貰ったことに端を発します。
私が思い切って「母乳育児、順調ですか?私、全然出なくって…」と声をかけたところ、隣の席のお母さんは、
・そこの先生が優しくてとっても良い先生だということ
・私の住んでいる地域から車で20分くらいだということ
・マッサージも痛くなくて、とてもおススメだということ
を親切に話してくれました。
助産所って妊娠・出産するまで馴染みがないので、選ぶ決め手がないですよね。
隣の席のお母さんが親切に熱心に話してくれたおかげで、私はその助産所に決めることができ、すぐに予約をとりました。
そのお母さんには、それっきり会えていないけど、本当に感謝感謝です。
自分だけで悩んでいないで、人に話してみるものですね(*‘∀‘)
助産所は、品のある優しい物腰の年配の先生がご自宅でおっぱいケアや育児相談などをされていました。
初めて助産所に行ったとき、お嬢はもう少しで生後2ヶ月を迎える頃でした。
先生は、おっぱいの状態を診て、お嬢の身体測定をして、「お母さん、母乳育児で行けるようになるかもしれないよ(*^-^*)」とのお言葉!!
えっ!?
なになに、どういうこと!?( ゚Д゚)
多少でも母乳が出るようになれば…くらいの諦めモードになっていた私は、一瞬、先生の言っている意味が分かりませんでした。
その時の現状と先生の見立てをまとめると、
【現状】
- ① おっぱいが張る感じはない
- ② お嬢は一応、おっぱいを吸ってくれる(出なくてすぐ泣くけど…)
- ③ ミルクの前におっぱいを片側5分ずつ吸わせている
- ④ ミルクは一回120ml~140ml足している
- ⑤ お嬢の体重はよく増えている(40g/日)
- ⑥ お嬢は生後2ヶ月
- ⑦ 授乳感覚はほぼ3時間おき(1日8回~10回)
【先生の見立てと指導】
- ① おっぱいが動いてなかった(母乳が作られてなかった)けれど、マッ サージをすると少し出るようになった→動き出せば出るハズ
- ② お嬢が吸うのが一番の刺激→それでホルモンが分泌される
- ③ 母乳育児が軌道にのっていれば片側5分の授乳で十分だけれど、まだお嬢も吸うのが下手だし、おっぱいも動いていない(母乳が作られていない)から片側10分ずつ吸ってもらうこと
- ④⑤⑥ ミルクは月齢並みの量の割に体重がよく増えていることから、ミルクを少し減らしても問題ない、その分沢山おっぱいを吸ってもらうこと
- ⑦ ミルクを減らした分、3時間置かずに泣くかもしれないけれど、そのときは母乳をあげること
母乳が軌道にのらないまま、生後3か月を超えてしまうと立て直すのはなかなか難しいそうで、まだお嬢が生後2ヶ月だったことも幸いだったようです。
さらに、「マッサージすると少し母乳が出てくるから、出産の数日後にはおっぱい張ってきてたんじゃない?」「産院で産後のおっぱいマッサージは受けなかった?」とおっしゃる先生。
まさにその通りで、お嬢を出産した産院は母乳にこだわっていなかったので産後のおっぱいマッサージもサービスに入ってはいませんでした。
母乳をおススメする産院だと入院中、毎日おっぱいマッサージをしてくれるところもあるそうで…知らなかったぁ(*´Д`)
私がお嬢を出産した産院は、この地域では有名というか評判の良いところで周りの友人もほぼ同じ産院で出産しているので、何の迷いもなくそこで出産することを決めましたが、そんな違いがあったとは…
過去の自分に教えてあげたい、むしろこれから出産する友人には産院によってそのような違いがあること、積極的に伝えようと心に決めました(`・ω・´)
私が勉強不足なだけでみんな知ってることなのかもしれないけれど…ね(;^_^A
では、どのように母乳育児に移行していったのか。
具体的な数字を「母乳育児③」で記録したいと思います。