回想キロク（出産）②

【am10:00】

入院が決まり、主人が手続きや荷物の運び入れをしてくれて、私は陣痛室？みたいな部屋へ。

赤ちゃんの心拍と陣痛の波を測る装置を助産師さんが取り付けて下さり、今後の流れの説明。

お昼頃には子宮口が5cm開いているといいね、順調にいけば晩御飯くらいの時間に産まれるかな、という見立てだそうで。

私は、長い時間痛みに耐えるのはしんどいので、がんばって早く産もうと気合に満ちていました。

【am12:00】

am11:00頃、主人は飲み物等の買い出しと荷物を取りに一旦帰宅。

昼食が出たので、体力を維持するためにも食べなきゃ！と思い、陣痛の波の合間に食べようと試みる。

痛みが増している＆3分間隔のため、食事が進まない…

（でも、ちょっとの我慢で耐えれるレベルの痛み。お腹壊したときの腹痛レベルかな。）

そうこうしているうちに助産師さんが内診に訪れ、「痛みが増してきてるねー、食事はもう下げようか。」とお膳を下げられる。

（もっと食べたかったけど、何だか言えなかった。ちょうど陣痛の波きてたし。）

【pm1:00】

助産師さんの内診結果、子宮口3cm。

目標の5cmには届かない。

お産をすんなり順調に進めたい私。何とか少しでもお産を進めたくて、姿勢を変えたり、あぐらが良いと聞いたことがあったので、実戦してみる。

【pm3:00】

助産師さんの内診結果、子宮口5cm。

進んでるね、さすがお母さんだね。と褒められる。

買い出し＆荷物を取りに帰宅していた主人がやっと戻ってくる。

（pm1:00過ぎ頃に主人に連絡していたがなかなか戻ってこなかった。助産師さんから何度も「入院の説明をしたいのでご主人、いつ戻る？」と聞かれる。）

痛みは増して、大きく息を吐いて逃し始める。

おやつにわらび餅が出たが、食べられず、主人が完食。

それでもまだ、陣痛の合間に話す余裕あり。

【pm4:30】

いよいよ痛みが辛くなってくる。

主人に腰をさすってもらいながら耐えるも、痛くて自然と涙が出て止まらない。

でも、痛い・辛い・もうやだ・やめたい…等の言葉は赤ちゃんに聞かせたくなかったので意地でも言わない。

ひたすら涙涙で主人に目で訴える。”痛い！！”←心の声。

それを察してか、主人が私の代わりに「辛いな、辛いな。頑張れ。」とずっと言ってくれていて、私はひたすら頷いてた。

頷きはするけど、やっぱり自分の口からは意地でも言わない(笑)

【pm5:00】

助産師さんが日勤→夜勤の方に交代になるので、あいさつに来てくれる。

ついでに内診、子宮口6～7cm。

結構痛いけど、まだ6～7cmなんだと愕然。

でも、もうやるしかない。はやく産みたい。必死。

この後はもう本当痛くて…時計を見ると時間が進んでないことに余計辛くなるから、見ないと決める。

少し疲れも出てきて、陣痛の合間にウトウト…しかし、間隔は3分なのですぐ次の波で目が覚める。いっそ気を失ってしまいたいけど、痛みで起こされ、寝てしまったことで常に痛みの波が来ている感覚になり、寝たことを激しく後悔。

思い返してみると、できればこの辺りで…日勤の助産師さんがいるうちに産みたかった…

この後の経過で書きますが、日勤の助産師さんは親切で丁寧で安心できたけど、夜勤の助産師さんは正直ビミョーだった。

お産の進みの見立てがあまり良くなかったし、フォローもイマイチだった。結果的にお嬢ががんばって元気に産まれてくれたから良かったけれど、もし何かしらタイミングがズレていたらと思うと…少し心配になる。

その後の経過は、③へつづく。